アイディアをメモ

●ここでは、『なるかみ長屋』12話目ができるまでをご紹介いたします。


●思い付いたことを片っぱしからスケッチブックに書いていきます。
なんでもいいからとにかく書く(笑)
●アイディアが固まったら、プロット(脚本)を書きます。この作業は人それぞれ。

ネーム



●漫画の設計図。プロットを元に、決められたページ数におさまるようにコマを割り、セリフ、大まかな構図を描いていきます。
どういった紙を使うかは、これも人それぞれですが、私はB5のコピー用紙を使います。
●このネームを担当編集さんにFAXしてチェックして頂いて、修正するところは修正します。

漫画原稿用紙(B4)に下書き/ペン入れ
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●ネームの段階より、コマの大きさや構図が詰められています。
ベタ(黒く塗りつぶす)の部分には×印。
人物の他に、アシさんと手分けして背景や小物、着物の柄も描いていきます。
●ここから気をつけるのは、なるべくキレイに仕上げる…ということです。
原稿用紙を汚さない、端を折らないように気を付けながら作業を進めます。

線画

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●消しゴムをかけた状態。キレイに消しゴムをかけるのにもコツがあります。
ぐしゃっとなるのは厳禁。ぎゃー(笑)

仕上げ
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●ベタを入れ、はみ出したところをホワイトで修正し、スクリーントーンを貼った状態。
さらにホワイトを入れる場合もありますが、ひとまずこれで完成。
担当編集さんに渡します。(私の場合は宅配便で送りします)

●数カ月後、吹き出しに活字のセリフが入った状態で雑誌に載ります。